木を彫る日々

木彫り作品・北海道の日常を綴るブログ

木彫りの飾りイス ブドウ

木彫りの飾りイス ブドウ
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ブドウの飾りイス

高さが1mのブドウの飾りイスをご紹介します。またブドウのモチーフです。自分では気付いていなかったのですが、どうやらブドウを彫るのが好きみたいです。

まだブログに載せていないブドウモチーフの作品が何点かありますので、そのうち。

椅子

もともとの図案では、脚の部分が板状のboxになっており、物を収納できるようになっていたのですが、スマートな脚で作りたいと思い変更して制作しました。

椅子

透かし彫りが20箇所以上あり、厚みのある板をくり抜くのに時間が掛かりました。板自体が長いため、古い足踏みの糸のこで切りました。

木彫り道具 糸鋸盤

木の厚みは3cmで、横から見ても後ろから見てもブドウの木の感じを出るようにしました。両端にある木は、あえてまっすぐではなく、少し曲がっている感じをだし、真ん中の木は、ツルと違いを出すため少し太く、年輪も所々入れ色も薄くしています。ツルと絡み合っている様子を表現しました。

イス

ツルが本当に細く、もし折ってしまったら一から作り直しになるので、慎重に彫り進めました。

収穫間近のブドウの実が全方向から見ても、1つ1つぷっくり丸く美味しそうに見えるように、ツルの巻き加減、ブドウの木には年輪をつけるなど、細かいところまで彫り込みました。

椅子

座る部分は沈め彫りで、ブドウの実と葉っぱの模様を入れ、フチには丸刀で飾り彫りを入れてみました。

椅子

図案には背もたれの後ろは載っていなかったのですが、立体的に見えるようイメージして図案を追加し彫りました。

ブドウの実とツル、葉っぱの違いを出すためそれぞれの染料の種類、濃度を変えています。

通常は、最後にウレタンニスを薄く3回以上塗りますが、ブドウの実に更にこげ茶のオイルステインを塗りました。

ブドウの種類は特に本に載っていなかったのですが、大きさからして、ピオーネということにしておきたいと思います。

そういえば、テレビでシャインマスカットが美味しいとやっているのを見ました。皮ごと食べられ、種もないなんて、パクパク食べてしまいそうですが高級品なので、無理ですね。一度食べてみたいです。

代わりにUHA味覚糖のグミ、コロロのマスカットを食べようかな。これはこれで食感が新感覚で好きです。最近の進化は凄いですね。

ブドウの飾りイスは、現在は植木鉢を乗せて玄関先に飾っています。一応飾りイスですが、全ての工程が終わり、組み立ての時は建具屋さんにお願いしまして頑丈に出来ているので、小さい子なら座っても大丈夫だと思います。

ブドウの飾りイス

材木 シナノキ 
染料 くるみの皮 オイルステイン との粉 
木のサイズ 椅子24×23 高さ102 cm
制作期間 2年半 
制作年 2005.7
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