木彫りで作ったたい焼きで鯉のぼり風スタンドタイプの置物を作りました。
五月人形 木製こいのぼり 木彫りのたい焼き
これまで端午の節句には、木彫りの兜や段飾り五月人形の組み木を作って孫にプレゼントしたり、組み木の鯉のぼり・金太郎などを玄関先に飾ってましたが、流石に増え過ぎだなと思い制作するのを抑えていました。
今年も作る予定はなかったのですがひな祭りが終わった頃に
木彫りのタイヤキで…コイノボリ作っちゃいなよ…ビビっ
と何かが降りてきたのでやってみたいと思います。
せっかくなので美味しそうに作りタイです。タイだけに。プププ。
たい焼きは本物を見本にするか鯛焼きアイスを見本にするか迷いましたが、いざ買い物へ行くと冷凍のたい焼きしか見つけられませんでした。
ビジュアル確認のために買いに行ったのですが何種類か売っていて、あんこが美味しいだろうとサザエの5個入りたい焼きに決めました。
味はつぶあんとクリームがあったのでつぶあんにしました。
きっと私が旭川市民だったら、だるまやのバナナ焼で作っていたでしょう。だって美味しいから!
棒に飾るタイプのスタンド式こいのぼり(たい焼き)にしたいと思います。
たい焼き製作開始
冷凍たい焼きを見ながら、彫りやすいように簡易的に鉛筆で板に書いていきました。
真鯛は厚さ2cm、緋鯛、子鯛は1.5cmのシナノキを使ってます。
たい焼きの両面を彫ります。
良い感じにたい焼きになってきました。
粗めにサンドペーパーをかけ、赤との粉だけを塗りました。
完全に乾いてから、たい焼きの口に金具(大きいヒートン)をねじ込んで固定し
たい焼きを買うと包んでくれる経木にのせてみました。それっぽいです。
木彫り名前札 たいやき
五月人形の雰囲気を出すために、名前札も彫ってみました。
沈め彫りにして中に少し色付けしてます。
『たい焼き』だと、『焼』を彫るのが大変そうなので全部ひらがなにしました。
以前製作した岩下の新生姜木札は浮き彫りです
たい焼きのぼり組み立て
全てのパーツが出来ましたので組み立てます。
土台に棒をはめ込み、たい焼きを小中大の順番で通し
こいのぼりの一番上についてる矢車(ミシンのボビンみたいなやつ)を最後に乗せて完成です。
たい焼きのぼり動画
動画も撮りました《画面上をクリックすると動画が再生します》
たい焼きを彫ってるところから組み立てまでの様子です。
おしゃれ 木製こいのぼり
お腹のぷくぷくが不揃いだけど遠くからなら、あんこがみっちり詰まったたい焼きに見えるのではないでしょうか?
ショッピングサイトにありそうに出来ました。
ま、たい焼きですけど。
今までたい焼きを彫ったことがなかったので、手探りの割にはそれっぽくなった気がします。
完成を祝って、お手本にしたサザエの冷凍たい焼きを食べました。
美味しかったです。
五月人形飾りと共演
これまでに作った組み木の鯉のぼりと並べてみました。
棒の長さは余裕をもって長めにしたのでもう2匹追加出来そうです。
組み木の五月人形とも撮影してみました。馴染んでます。
今年の端午の節句は、五月人形飾りの後ろにしれっとたい焼きのぼりを置いて飾ろうと思います。