木を彫る日々

木彫り作品・北海道の日常を綴るブログ

木彫りのレリーフ 五月人形 兜

木彫りのレリーフ 五月人形 兜
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木彫りのレリーフ 五月人形 兜

端午の節句用に素敵な兜の図案があったので、彫ってみることにしました。しかし、手持ちの板の幅が少し合わなかったので、扇形の角度を調節して製図し直して制作しました。

今まで知りませんでしたが、兜には各名称が色々あるようです。

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引用元:コトバンク

 

木彫りのレリーフ 兜

兜の角(鍬形 クワガタ)を裏からも彫りかなり薄くして、それらしく見えるようにしました。薄くするのに折れてしわまないか、ヒヤヒヤしながら作業しました。

兜の頭の部分は、ある程度丸く彫り下げておいて鉄製を意識しました。その後ポッチ(星)が着いている部分とスジを彫り込んできました。星の数が意外に多くあり時間もかかりました。

カブトムシとクワガタムシの名前の由来は甲冑兜の兜から来ているようです。へぇ〜

木彫りのレリーフ 兜

眉庇の部分は、つばが斜めに見えるように彫るのと、菱縫の板の縫い目感を出すのが大変でした。

蝶々結びの様な紐は、三角刀だと刃が太すぎるので、印刀で紐の線を彫っています。紐が結んで見えるように、確かめながら彫るのが、かなり細かく手間がかかりました。板で紐感を出すのはとっても苦労しました。

木彫りのレリーフ 兜

扇形の背景には、真ん中にドリルで穴を開け、糸のこで切り抜き、透かし彫りにしています。兜の横には花菖蒲を彫っています。

地模様は浅丸刀で石目彫りにしています。

兜の色は、重量感を出すために、くるみの皮を濃い目に塗り、その上にオイルステインのこげ茶を塗っています。ニスのテカリ具合が兜っぽさをだしているかなと思います。

他の部分はとの粉とやしゃ玉を薄く塗りました。

木彫りのレリーフ 兜

紐の部分は、遠目で見ると本物っぽく見え、苦労した甲斐があったと大満足です◎

板だけで、花菖蒲・兜・背景の違いが良く表現できたなぁと自画自賛しておきます。

この木彫りの兜は、数年前に孫へ端午の節句にとプレゼントしました。

材木 シナノキ
染料 くるみの皮 やしゃ玉
木のサイズ 46×26×2cm
制作期間 1年間
制作年 2009年

端午の節句関連の作品は端午の節句 をクリックでご覧いただけます。

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