木を彫る日々

木彫り作品・北海道の日常を綴るブログ

トースト専用のパン皿を作る 木のお皿でサクサクを目指す

トースト専用のパン皿を作る 木のお皿でサクサクを目指す

今までは菓子器を作ったり、飾りにもなり食べ物を乗せたりもできるカッティングボードなどを制作していました。
今回はトースト専用のお皿に挑戦してみました。

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木彫りのパン皿 NO!しっとり大作戦

朝食にパンを食べることが多いのですが、食パンをトーストしてお皿に乗せると皿と接している部分のパンがすぐしな〜ってなっちゃうじゃないですか湿気で。
本当はずっとカリカリがいいのでお皿の端によけてみたり、そんなもんだよねと我慢してそのまま食べています。

蒸気を吸収するセラミックのお皿や、かわいい凸凹つきの陶器のお皿もあるとインターネットで見たのですが



んー、専用のお皿を買ってまでな〜と躊躇していました。

じゃ、自分で作ればいんじゃない?と思い立ち挑戦してみることに!
プロジェクトの名前はNO! しっとり大作戦です。

私が最後までサクサクカリカリのトーストを食べたいだけのために制作します。

パン皿
完成予定図

プランとしては、カリカリに特化するために中央に3つの凸をつくります。(接地面が少ないほうがいいかなと思って3点にしました)
その上にパンが乗ることで下に蒸気が逃げる通路ができてしっとりしない予定です。凸も高めにします。(高ければ高いほど蒸気がよく通りそう)
お皿の模様は適当に石目彫りっぽくします。

使い勝手や見栄えは完全無視でカリカリ機能だけを追求していきます。

製作開始

パン皿
凸高さ5mmくらい

トーストが乗る大きさの板を糸鋸で切り出します。自分用なのでシナノキを使いました。
端っこを残し、ドリルで彫り下げる部分に穴を開けます。
すっかり凸のことを忘れていたので、削り残った使えそうな部分3点を凸として決め、そこ以外を彫刻刀で平らに彫っていきました。

パン皿
お皿の模様は一方向からの模様にしようと思い木目に逆らって彫っていったのですが、きれいに彫ることができなかったので途中から彫る向きを変えました。
なので2方向からの石目彫りになっています。

彫り終わってからヤスリをかけて濃いめにくるみの皮で色をつけました。

焼いたパンを直置きにするので、ニスは食品衛生法に適している水性ウレタンニスを使用しています。


トースト専用木皿 完成

パン皿

完成です。彫り目もキレイじゃないしデザインも良くありませんが、自分用だしカリカリのためなので、まぁまぁまぁこんなものでしょう。
ホウノキなどの硬さがある板で作ればもっと綺麗に仕上がったかも。

トーストのサクサク比較

パン皿

早速できあがったトーストを専用木皿と普通の陶器のお皿に乗せてどれくらい違うのか比べました。

パン皿

使用したパンはロバパン本仕込み〜♪です。

ショック!!あのパン屋が全国区じゃなかった

普通の陶器のお皿

まず普通のお皿にトーストを乗せ少し置き、下の面がどうなっているのか触ってみました。
画像ではいまいちわからなかったので、結果だけ。
お察しの通りしっとりしてました。

制作した木皿

パン皿

木皿の凸上にトーストを置くと、重みと柔らかさでパンが沈んでいきました。
パッと見、お皿にベッタリついちゃってます。これ意味なかった?ってくらいに。
予定ではパンが浮いてその下を蒸気が逃げるハズなんだけど…嫌な予感しかしません。

一応1分ほど放置した後に触ってみたら

パン皿
意外にもカリカリでNOしっとりです!

トーストをお皿からどけて、木皿に触れると何も考えずに彫った荒い石目彫りの溝が濡れていました。
もしかして凸3点はあまり意味がなかったけど、ノーマークだった石目彫りの溝にうまいこと蒸気が入りパンが水分から守られた?

…ふ〜ん。 そっちね。

でも目視で確認出来てないだけで凸も1mmくらいパンを浮かせて仕事をしていたハズ!
ということにしておきたいと思います。

トースト専用皿のまとめ

パン皿
なんかよくわかりませんが成功しました。

プランは完璧だったのですが、凸に置いたパンが沈むとはね〜。本仕込5枚切じゃなくて6枚切にしてもっとカリカリに焼けば沈まなかったのかな?

ま、結果良ければすべて良しです。

それと予想外だったのですが、木皿にトーストを乗せるとパンが美味しそうに見えます。
これから普段遣いでガシガシ使っていこうと思います。

材木 シナノキ
染料 くるみの皮 水性ウレタンニス
木のサイズ 19×19×1.5cm 凸5mm
制作期間 2週間
制作年 2020.3

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