
魚の鍋敷き
左の鍋敷きは、31年前に木彫りのサークルに入った時に、2つめの基礎作品として彫ったものです。
当時は彫ることだけでイッパイイッパイだったので、気づきませんでしたが今思うと、タイルが入る部分を作るために、かなり彫り下げたので、彫る練習をするための作品だったのかな?
ヒレの部分は三角刀を初めて使い線をつけたり、目の周りは6mmの丸刀で丸く彫ったことを覚えています。少しずつ色んな彫刻刀を扱って、慣れていきました。
昔はタイルにかわいい柄が付いたものが中々手に入らず、無地のタイルです。木の質と彫りやすさを確認するため、あえて硬いホオノキの板で制作しています。
再度同じ鍋敷きに挑戦
あまりにも下手くそなので、15年位前に再度作ってみました。その時には可愛いタイルが出ていたので、気に入ったタイルを使うことが出来ました。タイルが可愛いと作品も素敵に見える気がします。
板はシナノキを使ったので彫りやすかったです。色はまだつけていません。
余った板で、小魚も作って家族っぽくしてみました。
小魚はタイルを入れずに、急須を置くつもりで作りました。
材木 左 ホオノキ 右 シナノキ
染料 色粉
木のサイズ 18×23×1.5cm 10.5×13.5×1.5cm(子)
制作期間 2ヶ月
制作年 30年位前 15年位前
染料 色粉
木のサイズ 18×23×1.5cm 10.5×13.5×1.5cm(子)
制作期間 2ヶ月
制作年 30年位前 15年位前
六花亭の六花のつゆ風 鍋敷きを制作した話はこちら