バラを彫るのに少し自信がついてきたので、レターラックを制作しました。
バラは彫るのが難しい
図案を板に書き写し、ドリルと糸のこで切り抜きました。
木材はシナノキです。
後ろの板から彫り始め、板の厚さが1.5cmの薄め板だったのでベタッとならないように立体感を出して彫っていきました。やっぱりバラは難しいです。
手前の板も同じようにバラが綺麗に咲いているように気を配りながら葉っぱと花を彫りました。
前後を板を合わせてみて、バランスを見ながらバラの奥行きを調節していきました。
前後の板は地色が少し異なりますが、色付けで合わせていく予定です。
カゴの編み目
バラの後ろにカゴもある程度編んであるように彫り続け、最後に3mmの丸刀で筋を入れて本物のカゴに見えるように彫りました。
全て彫り終わり、サンドペーパーをかけました。
やしゃ玉を煮出す
バラの花びらにやしゃ玉を使おうと思い、煮出しました。
火にかけた直後は薄い色ですが弱火でゆっくり煮出していくと、どんどん濃くなってきます。
煮出したやしゃ玉の液と、との粉を混ぜて板の全体に2〜3回塗ります。
やしゃ玉の液が少し乾いてから、カゴと持ち手にくるみの皮の液を塗りました。
葉っぱはカゴよりも薄く塗りました。
全て塗り終えてから木工用ボンドを着けレターラックを組み立てました。
裏側から補強のネジを入れ、その上からパテ代わりに木クズをのりで練ったものを埋めて周りと同じ色を塗りました。
その後ニス掛けを3〜4回程して完成です。
ニスを1回掛け乾いたらまた掛けなので、お天気の日を選び4日位かかりました。
レターラック完成
ネジで留めている所も目立たなくなりました。
塗料で濃さを調節してカゴは濃い目、花びらは薄めに仕上がりました。
難しかったですが手前のバラとカゴの編み目が上手く彫れた気がします。
材木 シナノキ
染料 やしゃ玉 くるみの皮
木のサイズ 30×32×8cm 板の厚み1,5cm
制作期間 1年
制作年 2017.9
染料 やしゃ玉 くるみの皮
木のサイズ 30×32×8cm 板の厚み1,5cm
制作期間 1年
制作年 2017.9