カレイの小皿
押し入れを整理していたら、小皿がひょっこり出てきました。
昔に何となく、おもしろいかなと思って作ってみた記憶があります。が、出て来るまですっかり存在を忘れていました。
板に鉛筆で書き写した段階で止まっているカレイも出てきました。
すでにおもしろい顔になっています。
それにしても、この顔!ドライフルーツや乾き物など、おつまみを乗せるお皿です。
ヒレとしっぽの部分は、三角刀でヒレっぽく見えるよう線を強調して彫りました。
身の部分は12mmの丸刀でナッツ類がこぼれないよう深めに彫り下げています。
真ん中に三角刀で点線を入れています。
未完成品は、そっと押入れに戻しました。
ヒラメとカレイの違い
ヒラメとカレイの違い
俗に「左平目(ひらめ)に右鰈(かれい)」といわれる通り、ヒラメとカレイ類では有眼側が左右逆になっている。一般的にカレイ類は体の右側に眼をもつ右側眼、ヒラメは左側眼である。言い換えれば、眼が上になるように置いたとき、頭が右向きになるのがカレイ、左向きならヒラメであるとされる。ただし例外も多く、日本産のヌマガレイ(カレイ科)は左側眼であり、ボウズガレイ科の仲間は左右が決まっていない。
また、「平目は鰈より大きい」ともいわれるが、これにも例外がある。カレイの仲間のオヒョウは体長2m、体重200kg に達するものもある。
決定的な違いは食性と口の形である。 カレイの仲間は砂の中の小さな虫を食べるため、口は小さい。一方ヒラメは小魚やエビなどを捕食するため、口は大きく、鋭い歯が生えている。
引用元:Wikipedia
なんとなくカレイを調べてみたら、目の向きによってヒラメかカレイの区別がつくようで、どうやらこれはヒラメでした…。カレイだと思っていたのにヒラメでした。
例外にヌマガレイがあるようですが、あまり美味しくないようです。
ヒラメは高級魚過ぎてなじみがないので、今回出てきた皿は左向きの珍しいカレイということにしておきたいと思います。
気が向いて残りのカレイ小皿を完成させたら、ご紹介したいと思います。
染料 との粉
制作期間 2ヶ月
制作年 1990年頃
この小皿がポワソンダブリルに生まれ変わりました。