
木彫りのコートハンガー アカンサス柄
細長い桂の板があったので、コート掛けを制作しました。
デザインを何にしようかと色々探していた所、このアカンサスの図案を見つけました。
しかし真ん中部分の模様が好みではなかったので、違うアカンサス柄を参考にして自分でアレンジし、模様を取り替えて制作することにしました。
透かし彫りでしたので、ドリルと糸のこで10箇所切り抜き、模様は連続して流れるように、彫り進めていきました。
両端は透かし彫りではなく、地彫りにし、平刀で線をつけています。
コートを掛ける金具は、アカンサスの花の中心部分に合うようなものを、あちこち探し求めて歩きました。
丁度良さそうな黒の金具を見つけ4つ付けました。取り付けてみると、金具と作品がマッチしたので良かったです。
板の色は桂の木が元々持っている赤茶っぽい色を活かすように、うっすらくるみの皮とやしゃ玉を塗っています。
年々、桂の板に深みが出て、落ち着いた色になってきています。
板の色のせいか?なんだか上手な作品に見える気がします。
材木 桂の木
染料 くるみの皮 やしゃ玉
木のサイズ 15×86×2.5cm
制作期間 1年間
制作年 2011.6
染料 くるみの皮 やしゃ玉
木のサイズ 15×86×2.5cm
制作期間 1年間
制作年 2011.6