制作中だったバラの時計を完成させました。これの続きになります。
バラ時計 制作中から完成へ
貼り付けられる文字盤ステッカーも売っているのですが自分で彫ろうと思い、時計の文字盤に定規を使いながらローマ数字を直接鉛筆で書いていきます。
バランスよく配置できるように間隔を合わせて書き込みました。とても手間がかかりました。
文字盤を沈め彫りで深めに彫っていきました。
昔に制作したバラの丸時計は文字盤が彫れなかったので(技術的に)飾画鋲をつけました。
バラの花びらは難しい
前回、一応バラを彫ったのですが納得いかなかったので何個も同じバラを彫りました。
こんなにいっぱい…何ヶ月もバラばっかり彫っていき
この中で一番気に入ったものを使いました。
サンドペーパーをかけた時計本体のみとバラを乗せたものです。
裏は時計の機械を埋め込む所のサイズを測り、合わせて削っていきました。
くるみの皮で色付けをしたところ。
色付けしてから文字盤の中を黒マジックで塗りつぶして文字がハッキリ見えるようにしました。
そのあと、バラにボンドを塗り時計にくっつけ更にビス止めをしています。
最後に時計の針をつけました。
完成
今回初めて電波時計を使ったのですが(今まではアナログだったので時間がずれたら自分で直すタイプ)
設定すると自分で勝手に現時刻まで針が進んでいき文明の発達を感じました。
部屋の壁にかけてみたところです。何年もかかって仕上げたので、やっと出来て満足しています。
材木 シナノキ
染料 くるみの皮
木のサイズ 44×37×2cm
制作期間 3年
制作年 2019.9
染料 くるみの皮
木のサイズ 44×37×2cm
制作期間 3年
制作年 2019.9
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