いつもはブローチを作るときに、やしゃ玉やくるみの皮など植物の染料を使って茶色に色付けているのですが、今回は木彫りの薔薇に赤い染料で色付けしてみました。
薔薇ブローチ
切り出して彫りサンドペーパーをかけるところまでは今までと同じです。
薔薇を赤く染める
染料は昔に分けて貰った赤い色粉が少しあったのでそれを水で溶かして使いました。
ブローチに赤い色をつけるのは初めてなのでうまく行くのか全然ダメなのか検討もつかないので、ブローチと同じ種類の板で明るい赤・暗い赤・薄め・濃いめ・で試し塗りをし暗いところで見たり太陽に元で見たりと色々テストしてみていざ本番です。
なんとなくダークな赤が落ち着いていて、木の地色に馴染むかなと思いまず塗ってみました。
塗った直後の色と乾いてからの色、ニスをかけた時の色が全然違うので完成の色を予想しながら塗り重ねます。
途中の段階ですが、なんか良い色になってきた気がする。
調子にのって明るい赤でも色付けをしてみました。
あまり真っ赤っかだと危険な感じがしたのでギリギリを狙って色付けをしました。
赤い薔薇完成
安っぽい色になったら嫌だなと思っていたのですがニスを塗って乾いてから見ても素敵にできたので成功です。
茶色のブローチより光の加減で見え方がだいぶ違う気がします。
板の色が場所によって少し違うのでその分、赤の入り方も少し変わって見えます。
くるみの皮液を使った木に近い色の薔薇も良いけど赤い薔薇も結構良いかも。
赤い染料は色の調整が難しいし、せっかく彫った薔薇が変な色になっちゃうかも〜と思いながら色付けするのは神経を使いました。
背景は以前製作したアカンサスのフォトフレームを使ってみました。
rakuma