ティッシュペーパーケース
このティッシュペーパーケースは、木彫り用の無地の完成品に彫りを入れました。
どの面にも楕円の中に小バラを詰め込んで彫ることにしました。
制作しているうちに上部と両側面4箇所の合わせて5面を小バラで埋め尽くそうと、せっせと彫り進んでいたのですが、ある日さすがに小バラばっかりで飽きてしまいました。
気が向いたらやろうと思い、他の作品に取り掛かったのですが結局2年程放置してしましました。
2年後、再開することにしたのですが今度は気合を入れ一気に彫り進めようと頑張りました。
小バラの丸みの中には花びらの重なりを表現し、飽き防止の為に葉っぱには1本だけ葉脈を入れ簡素化しています。
作戦が功を奏し、小バラのモチーフを無事、彫り終える事ができました。
小バラの周りを取り囲む枠には、丸刀で飾りを入れました。
地彫りの入れ方
小バラの背景には、平刀の3mmで地彫りを入れています。
私は地彫りを入れる時、上の絵のように1本の線を左右からVの字になるようにいれます。
上から一本線を彫るより、はっきりと線が出るのでメインのモチーフが際立ち見た目が良くなっている気がします。
その代わり倍の時間と手間がかかり、細かい作業なので慎重に彫っていかないと思わぬ所が剥がれるので注意が必要です。
3年も掛けて彫り終わりサンドペーパーをかけたのですが、小バラの間や枠の模様など細かく密集しているのでやりづらく時間は通常の倍かかりました。
途中2年間も放ったらかしましたが、完成してみると可愛く出来てうれしいです。
一体何輪彫ったのだろうと思い、数えてみました。合計で58個もありました。
これは飽きても仕方ないですね…。
当時はティッシュボックスの厚みが今の倍くらいあり、このケースにピッタリあうサイズだったのですが現在のティッシュボックスは薄くなっているため、このケースでは合わなくなってしまいました。
なので、使用済みのティッシュボックスを潰し、その上に新しいティッシュボックスを乗せて中に入れ使っています。
実はまだ制作していない昔の規格のティッシュペーパーケースが3つもあるので、何か別な模様で彫りたいと思います。
同じ柄だと何年かかるかわからないので。
染料 くるみの皮
木のサイズ 14×28×11cm
制作期間 3年
制作年 2013.6