
クラフト用の木彫りはがき箱を買ってきた
東急ハンズで木彫り用のはがき箱(朴の木)を買ったので彫ってみました。
インターネットでもクラフト用の木彫箱が購入できるようです。色々な会社から出ていました。
制作開始
かわいい小花の図案を、箱に書き写しました。
背景の地彫り部分を全部彫って行き、次に葉→花びら→網代彫り、最後に花の芯を彫りました。
花の芯部分は、丸い粒が小さすぎてポロンと取れてしまいそうで、2日かかってしまいました。
角に図案がかかっているので、つながるように彫り進めていくのがとっても苦労しました。
網代彫りのところは組んで見えるように彫るのが難しかったです。
蓋と本体の境を感じさせないように彫るのがまた大変でした。
サンドペーパーで全体を丁寧に磨きました。
磨いてから、平刀で地彫り模様を三角状になるように細かく入れていきました。ここにも時間がかかっています。
くるみの皮で色付けしました。
最初に薄めに全体を塗り、地彫りと花芯のところに濃く色を付けて濃淡がでるようにしています。
木彫りはがき箱 完成
乾いてからニスを5回くらいかけて、完成です。
蓋と本体の継ぎ目がわからないように、注意して彫ったところはこうなりました。
とても上手く行ったので、もう一つ同じ柄で制作しました。
2個目は色を濃いめにしています。
さて、何を入れようか?
木彫りのハガキ入れが完成し、出来上がりにも満足しました。
そして、いつものように特に入れるものがありません。ハガキや手紙もそんなにないし…。さてどうしましょう。
どうせまた六花亭のお菓子かルマンドを入れてお菓子箱にするんでしょ?と思いますよね。
う〜ん、おしい!今回はこれです

お弁当箱です!
おにぎりと卵焼き、切り干し大根などを入れてお弁当箱として使ってみました。

流石にハガキ入れに直置きは無いなと思い、間にフードパック(スーパーの惣菜コーナーによくあるプラクチックのペラペラな容器)を使っています。
メリットは木の箱に入っていると言うだけで何だか美味しそうで、高級感がでるところ。
デメリットは重くてかさばるし蓋もすぐ外れて、実用性は全く無いところ。
なので最初で最後の弁当箱となりました。
今後は、大人しく年賀状でも入れて使おうと思います。
染料 くるみの皮
木のサイズ 12×18×5cm
制作期間 2ヶ月
制作年 2018.11
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