木を彫る日々

木彫り作品・北海道の日常を綴るブログ

木彫りの額縁 幾何学模様

木彫りの額縁 幾何学模様
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桂の一枚板から作った額縁

25年前に、七宝アートの絵を額縁に飾りたくて、絵に合わせたサイズで作った額縁です。

昔は絵に専用の液を付けると七宝焼風になる七宝アートというものがあって、キットを購入し完成させました。

絵の完成には1ヶ月位かかった気がします。思いの外上手く出来嬉しくなったので、この絵を早く飾りたいと思い、すぐ額の制作に取りかかりました。

幾何学模様の額縁

桂の木の一枚板が手持ちであり、(当時はこの大きさの板は珍しいものでした。)この絵とサイズ的に丁度あったので使うことにしました。

いままでの木彫作品は紙に図案を書いて板に写しているのですが、幾何学模様の縦横の幅を全て同じにするため、ピッタリあうようにサイズを計算しながら板に直接書いていきました。

主に平刀と三角刀で、谷の部分と山になる部分にメリハリをつけて彫りました。三角刀での彫り下げは、どこまで深く彫っていいのか加減がわからず、確認しながら少しずつ彫っていきました。

研いで切れ味がいい状態の彫刻刀を使った方が、綺麗に仕上がると思います。

幾何学模様の額縁

木自体の色が赤っぽいので、染料を薄く塗り自然の色を活かしました。

幾何学模様を彫ってみたくてチャレンジしたのですが、同じパターンの連続で、どこを彫っているのか、わからなくなり目がおかしくなりそうでした。余計に時間もかかり、完成するまで長期間かかりました。

幾何学模様の額縁

幾何学模様なので、今は縦の絵を入れ縦掛けで飾っていますが、横にしても違和感がないので、横の絵を入れ横置きで飾っていた時期もありました。

材木 桂の木
染料 やしゃ玉
木のサイズ 49×37×2.5cm
制作期間 8ヶ月
制作年 1994.6
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