アカンサス柄の大きな姿見鏡を制作しようと思い、その練習のためにアカンサスの額縁を試しに彫りました。
練習用アカンサスの額縁
アカンサスの花の柄が付いた図案です。
練習のために本を見て自己流で彫りました。
花は5枚の花びらが微妙に重なっているので、立体感が出るように気をつけて彫りました。
アカンサス柄の定番ですが葉が流れるように意識しています。
透かし彫りなので側面から見てみても葉の感じが出るように気をつけて作業しました。
板はホオノキで年数が経っても色が良い感じに落ち着いています。
中に飾っているポストカードは橋本不二子さんのもので昔からポストカードを集めて作品の中に飾っています。
四苦八苦で本と格闘しながら制作したので時間も掛かっていまいました。
その甲斐あって上手く出来て良かったです。
この額が出来て数年後に大きなアカンサス柄の姿見鏡を制作しました。
上の部分だけ少し図案を変えましたが今回の額物とほぼ同じ柄で制作しています。
材木 ホオノキ
染料 くるみの皮
木のサイズ 41×28×2.5cm
制作期間 1年間
制作年 1998.8
染料 くるみの皮
木のサイズ 41×28×2.5cm
制作期間 1年間
制作年 1998.8