
昔、旭川市の優佳良織工芸館で購入したという優佳良織のテーブルセンターをいただきました。
とっても素敵だったので、テーブルセンターとして使うのは勿体無いと思い、サイズをあわせて額縁を制作しました。
アカンサスの葉柄の額縁
額縁の柄は、アカンサスの葉にしました。
気に入っている図案です。
テーブルセンター用の額にサイズを合わせるために、図案を伸ばしたり小さくしたりして、額に合うようにしています。
なんと当時はコピー機を使わずに、手書きで縮小・拡大して書いていました。時間もかかり苦労しました。
テーブルセンターの糸がピラピラしている端の所も収まっています。
ピラピラの隙間から下の板が見えないように、同系色の布を入れてその上にテーブルセンターを乗せました。
平刀で地模様を全体に入れています。
くるみの板でかなり硬かったので、大変でした。
このテーブルセンターは流氷をモチーフにして織られてます。
優佳良織工芸館は旭川市にあり、何度か旅行で行ったことがあるのですが、2016年12月から休館しています。
再オープンすることがあれば、また行ってみたい場所です。
材木 くるみの木
染料 くるみの皮
木のサイズ 56×36×2cm
制作期間 1年
制作年 2004.6
染料 くるみの皮
木のサイズ 56×36×2cm
制作期間 1年
制作年 2004.6
優佳良織を入れた他の作品
今回のアカンサスの葉の連続模様と同じ図案で、大きさや一部図案を変え制作した額縁が6作品くらいあるので、そのうちご紹介したいと思います。