木を彫る日々

木彫り作品・六花亭・セイコーマート多めのブログ

木彫り手鏡アヤメと牡丹

木彫り手鏡アヤメと牡丹

今回は手鏡を2種類ご紹介します。どちらも花のモチーフで似たような柄ですが、塗り方が異なるので大分違って見えます。

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アヤメの手鏡

木彫り手鏡

木彫りを始めて間もない頃に作ったので難しかったです。
彫り始めてすぐに難しいのを選んでしまった!最後まで失敗しないでいけるかな?と思いながら制作しました。

特に、花弁の根元を彫り下げたり花びらやわらかさを出すのが大変でした。

木彫り手鏡

持ち手は、握りやすく手に馴染むように彫っていきました。完成してみると、思っていたよりは何となくアヤメに見える出来になり、ホッとしました。

材木 シナノキ
染料 市販の染料 こげ茶の粉
木のサイズ 26×12.5×1.5cm
制作期間 半年
制作年 1994.4

牡丹の手鏡

木彫り手鏡

これはカシュー塗料を塗ってから、うち粉をふりかけて作っています。
カシューとはカシューナッツの殻から作られているようです。

保存が悪くてカビが生えたわけではありません。

木彫りの手鏡
アップ
鏡側

作った頃は鏡のフチに加工がされず切りっぱなしの鏡しか無かったので、籐を同じ色に染めて周りに貼り付け鏡のフチを綺麗に見せています。

木彫り鏡
材木 くるみの木
染料 カシュー染料 こげ茶の粉 赤の色粉 墨汁
木のサイズ 31×7×2cm
制作期間 8ヶ月
制作年 1996.7

牡丹の手鏡用の台座

手鏡の台座

牡丹の手鏡を飾るために、サイズを合わせて専用の台座を作りました。

材木 ホオノキ
染料 市販の染料 こげ茶の粉を薄めて使用
木のサイズ 13×31×1.5cm
制作期間 1ヶ月
制作年 2002.9 
手鏡

台座に飾って見ると、うち粉の掛かり具合が年代物のようで価値の高い手鏡かな?と思ってしまいそうですが、残念ただの手鏡です。

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