今回は板を切る時に使用している2台の糸のこをご紹介したいと思います。
どちらもかなり古いタイプです。
makita マキタ 糸ノコ盤 SJ440
16年位前に知人より中古の糸のこを買い求めました。
使ってみるとアクセサリーや組み木などは難なくカットすることが出来るのですが、大きな作品はアームの部分がぶつかるのでこの糸のこでは切り抜けません。
古い機械だからか音もかなり響きます。
糸鋸盤を使って板を切っているところです《画面上をクリックすると動画が再生します》
私が持っている糸のこ盤は刃を取り替える時に左に動きますが、フリーアームの方が刃を取り替える時に上にあがるので、透かし模様をカットする時などに作業がしやすいと思います。
刃は厚い板になればなるほど摩擦が大きく刃がすぐ弱くなって折れるので、糸のこの扱いが下手だから余計かもしれませんがよく取り替えます。
今のままでも充分役に立ってくれていますが、もし買い換えるとしたら
- フリーアーム
- 音の静かなもの
- フトコロが60〜70
の糸鋸にしたいと思っています。
年代物の糸のこ
マキタ 糸ノコ盤 SJ440では扱えない大きな作品を制作する時に使っている糸のこです。
18年前に古い年代物の糸のこがあるんだけど動くと思うから使うならあげるよと言われ頂いたものです。
実際頂いて現物を見た時に、えっ!本当にこれ動くの??とびっくりしましたが、試しにちゃんと動くのか板をカットしてみると普通に切り抜くことが出来ました。
マキタ 糸ノコ盤 SJ440 と使っている刃は同じです。
刃はよくわからないのでホームセンターで買っています。
使い方
糸のこの刃を取り付け、ネジで締めてレバーを上にあげ固定します。
更にアームのについているネジを締めて調節し刃をピンと張ります。
電源を入れて、昔のミシンの様に足踏みを踏み込むと動き出します。
郷土資料館に昔の工具として紹介されてそうな糸のこですが十分に活躍しています。
今まで故障もしたことがありません。
原始的な糸のこなので壊れにくいのかもしれないですね。
色々型番や名前を調べようと思ったのですが、古すぎてわかりませんでした。
アームの部分にマジックでs47.10.1と書いてあるので、44年前には使われていたということになります。
普通に使えるので壊れるまで使い倒していきたいと思っています。
小さく細かいカットが必要な時はマキタ 糸ノコ盤 SJ440大きな板をカットする時は年代物の糸のこを使用し用途に寄って使い分けています。