今までで一番薄い板で制作した写真立て
20年以上前に薄い板をいただきました。
今までで一番薄い板です。こんなに薄いなら華奢になるかなと思い、写真立てを透かし彫りで制作することに決めました。
板が薄いと彫っているうちにバリンと割れるかもしれないですが、くるみの板は強度が強く透かし彫りを入れても大丈夫そうと思いそのまま彫り進めていきました。
アカンサスにも色々柄があるのですが、この図案が気に入っていたので彫ってみることにしました。
写真が入る枠のところは、三角刀で線を入れ、中に行くほど低くなるように制作しています。
後ろに写真立ての棒用の穴を開ける時はドリルで開けます。
今回は薄い板なので力加減で彫ったところまで突き抜け穴が開いてしまう危険があり、気をつけながらドリルを扱いました。
完成してみると薄さを気にかけながら制作した甲斐があり、余計な穴やヒビなど入らずスッキリとした仕上がりになりました。
中のポストカードは橋本不二子さんの絵です。
タイトルを探そうと思ったのですが、ポストカードを見てもわかりませんでした。
昔のポストカードには絵のタイトルは書いてないみたいです…。
手前の小さいキュウリのようなものが気になります。
材木 くるみの木
染料 やしゃ玉
木のサイズ 30×20.5×1.2cm
制作期間 3ヶ月
制作年 1998年年頃
染料 やしゃ玉
木のサイズ 30×20.5×1.2cm
制作期間 3ヶ月
制作年 1998年年頃