
札幌千秋庵創業100年を木彫りの食べ物で勝手にお祝いする
北海道を代表する銘菓と言えば六花亭マルセイバターサンド石屋製菓白い恋人
千秋庵の山親爺
千秋庵は昨年本店がリニューアルオープンし焼立てノースマン粒あんや山親爺のがま口などの可愛いグッズも増えました。
千秋庵本店で焼き立てノースマン粒あんを食べて北のマドンナがま口と山親爺がま口を買った話
そして2021年の今年、創業100年を迎えます。(創業記念日は9月5日)
メモリアルイヤーなので勝手にノースマンでお祝いしていきたいと思います。
千秋庵97年創業祭記念のお楽しみ袋を買った話
千秋庵のノースマンを作る【動画あり】
《画面上をクリックすると動画が再生します》
ノースマンを木彫りで作ってみました!そして動画にしました。どうですかノースマンぽいですかね?
一枚のシナノキから制作しています。
ノースマンとはいわゆるパイまんじゅうで中にこしあんが入ってます。新宿中村屋の『うすあわせ』みたいな感じかな。北海道では千秋庵のノースマンが有名です。
この下に作り方を載せているので、ノースマンを木で作る時の参考にしていただければこれ幸いです。
木彫りノースマン制作開始

まず大体のサイズを知るためにノースマンを買ってきて半分に切り大きさを図りました。
切らずにそのままの形だと丸い板に色付けすれば、それっぽく見えちゃって何かつまんないなと思い、2切れを重ねた形に見えるように鉛筆で板に直接書き込みました。切ったり彫ったりすれば重なったノースマンに見えるはず。
そして食べました美味しかったです。

シナノキを糸鋸で切り出しました。
参考にするためにノースマンを1つ切ってみて観察しながら彫っていきます。
重なっているように彫れたところでサンドペーパーをかけました。
色付けに入ります。またノースマンを1つ見本にしました。8割色の効果だと思うので慎重に作業しました。
中のこしあんの色を決めるときは違う板に試し塗りをして似た感じになるように試行錯誤しながら進めていきました。

上:木彫り 下:ノースマン
あまりテカりすぎないようにラッカーを使いましたが、どうもテリが足りないのでニスを塗ったりサンドペーパーをかけたり色々しました。
食べ物をこんなところに置くんじゃない!と怒られそうですが木なので大丈夫です。乾かしているだけです。
ノースマン完成
半分に切ったノースマンをモチーフにしましたが、1つの塊になっているので重量に逆らってこんなことも出来ちゃいます。
あ〜木なんだなとわかるように底はそのままです。
画像にするとフェイク〇〇は良く見えるものなんでしょうか?直接見るより結構本物っぽく見えます。

木彫りのノースマンを見過ぎて、なんかもう似てるのか似てないんだかわからなくなってきました。
パイ生地の亀裂やあんことの境界線をそれっぽく見せるのに彫りを入れたり色を調節するのが難しかったです。
特に使いみちはありません。

最終的に食べたノースマンは全部で4つでした。おいしかったです。
札幌千秋庵さん、100周年おめでとうございます!
染料 との粉、ウッドカラー
木のサイズ φ8×3cm
制作期間 2週間
制作年 2020.12
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フェイクフード をクリックでご覧いただけます。