
バラの鏡
板の厚さが2,5cmあり、ボリュームがあるように彫りあがるまで試行錯誤しました。
かなり大きなサイズ(74×40cm)の鏡なので完成までに3年もかかりました。
バラの葉っぱとリボンから彫り始めました。
バラは後のせサクサク作戦にして一輪ずつ制作し、高さと向きとバランスを調節しながら彫りました。
バラの後のせはコチラと同じ方法です
全部で10輪のバラとつぼみ2個を彫ったのですが、それだけで1年以上かかりました。
いつものように、途中挫折した期間もあります…。
10輪のバラの花びら一枚一枚の向きがそれぞれ違うので、それを考えながら彫るのが大変でした。
側面のつぼみの下の茎が細く、ポキっとと折れてしまわないかヒヤヒヤしながら彫りました。
全部彫り上がり色付けを終えてから、バラの位置を微調整し、裏からボンドと木ネジで留め、鏡をはめ込み完成しました。
完成して改めて見た時に、深く立体的に彫れ、花びらがイキイキと見え大満足です。
材木 シナノキ
染料 くるみの皮
木のサイズ 74×40×2.5cm
制作期間 3年
制作年 2011.9
染料 くるみの皮
木のサイズ 74×40×2.5cm
制作期間 3年
制作年 2011.9
バラブローチを制作しました
2種類の木材で作ったバラの手鏡