
約1ヶ月の時間をかけて、木彫りのお盆トレイが完成しました。
サイズは「19cm× 22cm× 1.5cm」と使い勝手の良い大きさです。
六花亭花柄でお馴染み、紙袋やポテトチップス、六花のつゆにも採用されている
画家の坂本直行さんが描く美しい花柄。
これを参考にし、六花亭のお菓子専用トレイを作ってみることにしました。
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制作開始

家にあった紙袋の絵の中から、「はまなし(はまなす)」 「えぞりんどう」「みずばしょう」「しらねあおい」「きじみしろ」の5つを選び、シナノキの板に彫っていきます。
よく使用する木材シナノキ、他
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全体のバランスを取りながら配置を決め

お花を板に写し書きしました。
みずばしょう(水芭蕉)

始めに水芭蕉から彫り始めました。
白く見える部分は花びらではなく、実は葉の一部(苞・ほう)なのだそうです。
その中にある黄緑色の細かい花の部分を丁寧に彫り進めました。

しらねあおい(白根葵)
葉の向きと、細長い葉の向きの違い、そしてお花の部分にそれぞれ気遣いながら進めていきます。

えぞりんどう(蝦夷竜胆)

葉の上下の向きや、お花に気をつけながら彫りました。
はまなす(はまなし)

低い位置にある葉から周り、花びら、そして中心の花芯(かしん)の部分という順番で彫りました。
花芯はなかなか絵のようにうまく彫るのが難しかったため、丸い大きな粒状にまとめて、その周りを彫るように工夫しました。

実は真ん中に5番目の花として「きじみしろ」を彫る予定だったのですが、実際にお菓子などを載せることを考えると真ん中は何もない方がいいかなと思い、彫るのをやめることにしました。
仕上げ、そして完成へ(動画あり)
すべて彫り終ったあとは、サンドペーパーをかけ滑らかにし、色づけに入ります。





色は、「との粉」と「くるみ液」をほんの少し入れ落ち着いた風合いに。
その後、ウレタンニスをかけて完成です。
制作の様子を動画にまとめましたので、ぜひご覧ください。
出来上がりの感想と反省点


今回、一番うまく彫れたのは水芭蕉かなぁと思っています。

完成の記念に、六花亭でパッケージが水芭蕉の絵になっている『抹茶味のホワイトチョコ」を買ってきました。

花の周りは一段低くするために彫刻刀で彫り下げたのですが、手動でやった割には結構まっすぐ綺麗な面を出すことができました。

反省点としては、 はまなすを深く彫りすぎてしまい、元の絵のようなニュアンスにならなかったのがちょっと残念でした。
それでも 全体としては満足な仕上がりです。
六花亭のお菓子専用トレイとして活躍すると思います。
材木 シナノキ
染料 くるみの皮
木のサイズ 19 × 22 × 1.5
制作期間 1ヶ月
制作年 2026.6