電動彫刻刀を使った時の音を動画で紹介しています。
刃の種類、彫った時の板の見た目比較など。
音量注意
木彫りで使う電動工具 リョービ(RYOBI)電動彫刻刀DC-501
木彫り道具のリョービ電動彫刻刀を使って桂の木を彫ってみました。
音がどれだけうるさいのか気になったので部屋の中で使い動画にしています。
その他、刃の種類・振動・普通の彫刻刀との違いや気づいた点メリット・デメリットなどを紹介していきます。
電動彫刻刀がやってきた
今まで普通の彫刻刀を使い30年以上木彫りを続けてきました。
近年は硬い板を彫るのが体力的に厳しくなってきたので柔らかいシナノキをよく使っています。
電動彫刻刀ってどうなのかな?気にはなっていたのですが普通の彫刻刀があるし…と手を出さずにいたところ、子どもから電動彫刻刀がプレゼントとして送られてきたので実際に使ってみての感想をお伝えしたいと思います。
リョービ(RYOBI) 電動彫刻刀DC-501を開封
貰ったのはリョービ(RYOBI) 電動彫刻刀 DC-501 替刃5本セットです。
標準で本体と刃が3本セットになっていて、オプションで5本の替刃がついているものでした。
丸刃をセットして手に持ってみました。重さと大きさはそんなに気になるほどでもなかったです。
板を彫らずにただ電源を入れてみました。わりと静かです。バリカンくらい?
電動彫刻刀で木を彫る
彫り心地はやはり全然違いますした。
硬い木なのにスイスイ進みます。
力を入れなくても彫れるので普通の彫刻刀と比べ、手への負担が激減です。
振動もあまり気にならなかったです。
木を削る音
動画ではの音量設定により音の大きさが違ってくるので、ギュィィィィーンという音の種類くらいしか正しく伝わらないと思いますが、電動彫刻刀で板を削ると音はそこそこ大きくなりました。
サンダーを使ったときくらいかな。
とんでもなくけたたましい音ではないのですが、アパート・マンションで昼間以外に使うと隣人からの壁ドンを確実にくらうと思います。
一軒家でも、となりの部屋でテレビを見ている家族にうるさいと言われるかも。
電動彫刻刀と彫刻刀 削りかすを比較
普通の彫刻刀でも板を彫り、削りかすを並べてみました。
電動彫刻刀で彫ったほうが厚みも長さもあり、かなり大きく削れています。
文明の力を感じました!
今後の使いどころは主に硬い板の荒削りに使おうかと思います。
だいぶ時間が短縮されるはず。
電動彫刻刀の替刃を彫り比べ
替刃5本の内訳
- 丸刃9mm
- 角刃6.5mm
- 平丸刃9mm
- 平刃9mm
- 平刃4mm
替刃5本でシナノキの板を彫ってみました。
替刃 丸刃9mm
一番使っている丸刃です。スイスイ進むので良いです。
替刃 角刃6.5mm
普段使っている普通の彫刻刀の三角刀と同じ役目です。
替刃 平丸刃9mm
浅く彫れます。丸刀で凸凹に彫りすぎた時に平丸刃9mmで滑らかに均そうと思います。
替刃 平刃9mm
平らな板は彫りようがないので角を彫りました。
替刃 平刃4mm
平刀9mmよりも細かく彫りたい時用。画像では小さくてわかりずらいかも。
電動彫刻刀で彫りたい作品
ちょうど挫折してほったらかしのバラのレリーフ(硬い板)があります。
手にしただけで私のやる気をゴリゴリに削ってくるので、ブログに載せてからも結局何も進んでいませんでした。
動画で試し彫りしている板は、このバラのレリーフなのですが普通の彫刻刀に比べてとっても楽に彫れたので
この電動彫刻刀があれば勝てる!30年に及ぶ長い戦い(20年以上は存在を忘れてた)に終止符が打てる!
完成が見えてきました。
電動彫刻刀を使ってみて
メリット
- 硬い木でもスイスイ進む
- 手が疲れない
- 時間短縮につながる
デメリット
- 結構な音がする
予想範囲内でしたが、気になる点を挙げるなら音ですかね。
普段から作業部屋があり電動工具を使っているなら全く問題ないと思いますが、
居間などでテレビを見ながら普通の彫刻刀と同じ感覚で使うとこんなに音が大きいと思わなかった!となるでしょう。
というわけで、場所を選べば電動彫刻刀はかなり良いです。
まだ使い始めたばかりなので慣れてきたら細かいところの彫りにも使ってみようかな。