木製マグネット写真立て
昔作った木彫り写真立て りんごと同じ感じにして猫型の写真立てを作ろうと思い立ったのですが
画鋲をブスブスさすと板に穴が開き昭和の仕様になっちゃうな…と考え直し、令和っぽくマグネット方式に変え制作してみました。
写真立てよりマグネットボードが近いのかな?
ネコの図案
私は絵心が皆無なので一生懸命色々な猫を書いてみたのですが、図案の段階でこんな猫です。ギリ…猫?
ち、違うんですよ私がこだわりたかったのはこの下です。
肉球マグネット
猫ちゃんを飼ったことはないのですが、バファリンの半分がやさしさで出来てるなら、猫の魅力の半分は肉球で出来ているだろうという私の勝手な決めつけにより、シナノキとイチイの2種類を使いプニッと押したくなるような肉球を目指しました。
やってみると小さいパーツで切り抜くのも難しいし、いざ切り出してみたらどの足にどの肉球を合わせればいいのかわからなくなるしで色々大変でした。
ピッタリの肉球をボンドで留めても隙間が若干できるので木粉パテで穴埋めしたりサンドペーパーで磨いてとやることが多く、一応出来上がったのですが、ん〜キレイじゃないな…。
やり方や色を変えて作り直していたら気づけば肉球だらけになっていました。
塗料で肉球を書けば良かったかな?とちょっと後悔しました。
肉球の裏はマグネットを貼り付けています。
ネコ本体
糸ノコで猫の形に板を切り出し、ネコの鼻はくり抜いてピンクに色付けし少し浮かせてくっつけました。
肉球側だけマグネットにしても反応しないので、本体に磁石がくっつく板を貼り付けました。
ボンドで全体を貼り付け、この後4隅は飾り釘を打ち込んでいます。
完成
無駄にこだわった甲斐があり、かわいい肉球になりました。触りなくなるようなぷっくり具合です。でも難しい!
本体に使った板は、しっぽのところに色のついた木目がくるようにして猫ちゃんの模様っぽくしました。
裏側は上に金具と紐、下に丸棒が入る穴をドリルで開けています。
写真立てと壁掛け、好きな使い方ができます。
置けるサイズはポストカード縦型が丁度と横型は障害がないのでいくらでも飾れるようになっています。
マグネットがつくのでメモを留めたり、マグネット式のキーホルダーかけもくっつきます。
糸鋸で本体を切り抜くのは複雑な形じゃなかったので予定通り進みましたが、マグネット部分の肉球が時間泥棒でした。作業量の9割肉球に費やしました。
留め具を画鋲からマグネットにちょっと進化させて、うまく出来たと思います。
最終的な感想は、絵心が…ほしいです。
木のサイズ 22×16×1.5cm
制作期間 2週間
制作年 2020.9