今回は五段飾り用に作ったひな人形の組み木をご紹介します。
木彫り 五段飾りのお雛様
今までは単品のお雛様に挑戦してきましたが、段飾りのひな人形も制作してみたいと思い取りかかりました。
こちらも小黒三郎さんの本を見て制作しています。
糸のこの扱いに慣れてきたのか、全体的に綺麗に仕上がっていると思います。
組み木なのでパーツが多く、整理して保管しないと訳がわからなくなり大変でした。
三人官女の持ち物はそれぞれ異なり、それも図案に描かれていてすごいなと思いました。
五人囃子は同じ形ですが切り抜く時に誤差が出てしまい組み合わせる時にバラバラだと合わせられなくなってしまうので、1体1体別にしてサンドペーパーを掛けました。
橘とカゴは小さいのですが上手く切れました。
車輪は随分イビツで、回りそうにもありませんね。
五段飾りのお雛様に取り掛かる時、最初に車輪から切り始めたのではないかと思います。
完成して飾り終え全体を見た時は、うれしくなってしまいました。
離れて見ると、素敵な仕上がりになっていると思います。離れてみると…。
木はシンプルに、色なしにしています。完全に私の好みです。
下の赤いもうせんは、普通の赤い布にしようかと手芸屋さんへ探しに行った時、大判のフェルトを発見しフェルトの方が感じが出ていたのでこちらを使用しています。
ひな壇の作り方
ひな人形を飾る壇の部品はホームセンターで丸棒の大小を購入。
あ、ホームセンターのシールがそのまま付いていますね。
家にあったそうめんの空箱がサイズ的にピッタリだったので、板をカットして丸棒と組み合わせて使っています。
垂れ幕は、あちこちの手芸店でそれらしい生地を探し歩いてやっとイメージに合う布を見つけました。
実際組み合わせてみると思った以上に雰囲気が出て気に入ってます。
3月3日が過ぎ、お雛様を片付ける時はバラバラにならないようにラップに包み保存しています。
まとめ
今回ご紹介したお雛様は何十年も経っていますが、遊プランのサイトを見ると、納期が1年以上で色鮮やかな可愛いらしいひな人形がいっぱい載っています。
収納も1つの曲げわっぱの中にピッタリ収まるようになっていて凄いです。
サイトを見ているだけで、時間が経つのを忘れて魅入ってしまいます。
昔ながらの段飾りのお雛様も良いのですが、比べると組み木のひな人形はコンパクトなので飾る場所の選択肢も増え片付けも楽で普段収納して置くスペースも小さくて済み手軽に楽しめます。
木で出来ているので、小さいお子さんがいる方はおもちゃとしてパズル感覚で遊べディスプレイも楽しめると思います。
このひな人形をバージョンアップさせました!
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