木を彫る日々

木彫り作品・六花亭・セイコーマート多めのブログ

アンモナイト柄のタイルを飾るアカンサス額

アンモナイト柄のタイルを飾るアカンサス額

昔に購入したアンモナイト柄のタイルに合わせ、手持ちの図案や木彫りの本からヒントを得て
アカンサス柄の透かし彫りを制作しました。

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木彫りのタイル額

シナノキの板
長いシナノキの板

長い板に図案を書き込んでカットし、42箇所ドリルで穴をあけて糸鋸でくり抜きました。

木彫り額縁シナノキ

細かいところが何箇所もあるのでそれだけで時間がかかってしました。

シナノキ木彫り
彫り中

最初にタイルが収まるところを深く彫り下げ、その後フチ周りを彫り進め
アカンサスの流れと葉の重なりを意識しながら彫っていきました。

木彫りタイル額

背景の地彫りは平刀でつぶし、細かく彫りを入れました。

全体を彫り終えサンドペーパーの際には透かし彫りなのでくり抜いた細かい所の奥まで何日も時間をかけ磨いていきました。

木彫り色付けニス

色付けをしてニスを3日間かけ完成です。

木彫り
タイルを入れる前の表と裏
アンモナイトタイル額

アンモナイトのタイルにマッチした色付けになりとても素敵に出来上がりました。

アカンサス額

壁に斜めに飾ったり横にして飾ってもかっこよくなるハズ。
もしくは大きな鍋敷きとして使えそうです。

思いの外うまく彫れたのでうれしく思います。

材木 シナノキ
染料 くるみの皮
木のサイズ 28×28×1.2cm
タイル 15×15cm
制作期間 3ヶ月
制作年 2025.3

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