余っている板でハンドサンダーを作る
木彫り作業で彫り終わり磨きに入った時、手動のハンドサンダーもあるのですが小回りがきかないので細かく彫ったところは今までサンドペーパーを小さく切って2つ折にし指で挟んで磨いていました。
でも結構指に力が入って疲れたり爪が削れたりするんですよね〜。
この作業が楽になるかと思い、余っている板でサンドペーパーホルダーを試しに作ってみました。
用意したもの
- 余っていた板 シナノキ厚さ2cm
- マジックテープ フック(硬い方)
- サンドペーパー グランドスーパー
- 両面テープ
- 追加:木工用ボンド
- 追加:小さい釘
※最終的にはピンクのものだけ使ってます。
サンドペーパーはグランドスーパーというマジック式の紙ヤスリです。
制作開始
何となく握りやすそうな形に板を切り、両面テープでマジックテープを貼りつけました。
そこにサイズを合わせてカットしたサンドペーパーをくっつけて出来上がりです。
長さは10cmです。
鋭角にした部分を使ってサンドペーパーが掛けれるように、ぐるっと上まで囲むようにマジックテープをくっつけ、細かいところも対応出来るようにしました。
使ってみた感想
使ってみると細かいところもできて手だけでやるより楽でした。
額縁など広い面と細かい面がある作品に重宝しそうです。
持つところも手に馴染みすごく作業しやすいです。
マジックテープは両面テープで付けているので、そのうち剥がれるだろうと思っていたらやっぱりサンドペーパーで削られた木の粉が入り込みどんどん剥がれていきました。
サンドペーパー2回までしかもちませんでした。
やり直し
両面テープはやめて木工用ボンドにしました。マジックテープにつくのかな?更に小さい釘を埋め込みました。
今度はいい感じです。きちんとマジックテープと板が接着されて、さらに上から小さい釘も打ち込んでいるので剥がれることはないでしょう。
使い勝手が良かったので追加で2個作りました。
木工用ボンドだけでも大丈夫そうなので釘はナシにしました。
手で握るところは力が入るので形って大事だと思うんですよ。
木製なので本体を削り自分の手のシックリくる形にいくらでも修正できるのでストレスなく作業できそうです。
細かい所のヤスリがけが捗るのでもっと早く作れば良かった。
ハンドサンダーを使っている動画
ハンドサンダーを自作してから2年以上経ちましたが、かなりの頻度で使っています。
《画面上をクリックすると動画が再生します》
1:05からハンドサンダーが出てきます。
rakuma