押し入れから出てきた昭和の本を見てみると時代を感じる面白さがありました。
昭和の本『お菓子とパンの百科事典』を読み返す
家の本棚を整理していたら、昭和に発行された『お菓子とパンの百科事典』というレシピ本が出てきました。
この本大好きだったんですよね〜、お菓子を作った覚えはないのですが本を見てこんなケーキが食べたいな〜とか、こういうものもあるんだな〜など眺めて満足していました。
懐かしい!と思いじっくり見てみると、平成を飛び越えているだけありかなりレトロでえ?うそでしょ!というところもあったりして、とても面白かったので紹介していきたいと思います。
洋菓子のページ
何点か気になるものがありました。
まず洋菓子は全体的に昭和レトロで今風にいうとエモいって言うんですかね?
お皿の柄といい一周回って良い感じです。
当時は最先端のおしゃれなケーキとして見ていて右下のプリンはいかにも固めで今流行りじゃないですか!歴史は繰り返されています。
上のカップケーキの飾りなんですが、チェリーと緑のやつが乗っています。緑のやつはアンゼリカというみたいです。
これなんですけど、当時なんでネギの砂糖漬けが乗ってんの?えっ、野菜とかケーキにいらなくない?と思っていたのですが調べてみるとネギではなくフキでした。
いやいやいやそれでもね〜。最近この手の飾りを見ないですが大好物の人とかいるのかな?
和菓子のページ
洋菓子の他に和菓子も載っているのですが、ケーキはこんなにも時代を感じるのに和菓子の写真は今見ても違和感がありませんでした。普通にお店で売ってそうです。
ページをめくると同じ本の中に40年で変わるもの変わらないものが混在していて深い!深すぎる!面白い!
タピオカプディングとグリンジュース
タピオカプディングとグリンジュースに初めて気づきました。
タピオカプディング
タピオカって昔からあったんだ〜と感動していたのですが、よく読むと近年流行った黒いモチモチした丸玉ではなくタピオカ粉を粉末のまま使っていました。
手を替え品を替え、タピオカは令和まで生き残ってきたのですね。
グリンジュース
グリンジュースのグリンはグリーン=セロリってことだと思うのですが、説明の最後に衝撃の一文が!
正直すぎる文に大ウケです。
ま、セロリなんでね、そうでしょう。さすが昭和の本!
昭和のレシピ本を見返しての感想
何十年ぶりかに見る本は思わぬ発見があって楽しかったです。
今だとレシピはクックパッドや料理動画を見ることが多いですが、昔の本に違う楽しみ方を見つけてしまったので、また古い本を発掘したら読んでみたいと思います。
グリンジュースは作りたてを飲まないと色も味も悪くなる。覚えました!